【掲載記事のご紹介 その①】
こんばんわ。編集担当・松田です。
いよいよ、PROSPECの発売が明後日に迫りました。そこで主な掲載記事をご紹介していこうと思います。
＜①原田哲也さんによる全年式試乗＞
モトールエンジニアさんご協力の下、NSRの全型式・５車を集めて元世界チャンピオンの原田さんに試乗して頂きました。
場所は茂原ツインサーキット。車両はほぼノーマル状態のオーナー車で、５車中４車がモトールさんでエンジンOH済みのもの。さらにダンロップさんのご協力で、タイヤもすべて新品（GT601とα-13）に交換することができました。現役当時から現在まで、ノーマルのNSRを全型式、同じ日の同じ場所に集めて試乗した例って、ありそうであまりなかったと思うのですが……いかがでしょう？
そして、一見NSRと縁の薄そうな原田さんですが……なんとその昔、88の青テラを所有されていたとか！「やっぱ88は楽しいねえ！」そんな世界チャンピオンのNSRインプレ、必見です！
＜②車体設計の専門家による、NSR３世代の車体解説＞
スズキ〜カワサキ〜ホンダの３社を渡り歩き、数々のレーシングマシンの車体設計に携わったエンジニア・平松絹男さんに、NSRの車体がどんな思想で作られ、どんな変遷をたどったのかを解説していただきました。
スズキRG500やカワサキKR250/350/500/1000、RS125R（NF4）やNSF250Rなど錚々たるレーサーに携わり、故・阿部孝夫さんの盟友でもあった平松さん。NSR250Rの車体思想が最も如実に表れているのは……ヘッドパイプまわりの造りなのだとか！ こうした観点でNSRの車体に迫った記事は、これも今までにないハズです。
……余談ですが担当者は、５台のストリップを並べた写真が超お気に入り。（笑）。撮影協力いただいたホンダコレクションホールさんのご尽力のお陰ですが、NSR５台のストリップ並びも、今までにないと思うんですよね！
＜③ライズオン・MC18レーサー完全解剖＞
NSR乗りならご存知、Jha出身の井場さんが代表を務めるライズオン。その井場さんが自ら駆ってテイスト・オブ・ツクバや筑波選手権に参戦しているMC18レーサーを、本当のホントに完全解剖させていただきました。クランクケース内部の加工方法まで公開しています！
そして、見れば見るほど伝わってくるのが……井場さんが「NSR」に拘っていること。エンジン本体で非STDなのはRS250R用のピストンくらい。STDパーツをいかに有効に使い、アイデアと工夫で速さを引き出すか……。その結果は少数派のダンロップタイヤを使いつつ、筑波１分３秒台というタイムでも証明されています。
……と、まだまだ注目企画は目白押しですが、この続きはまた明日アップします。発売は明後日30日。宜しくお願いいたします！
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